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「事実ないのになぜ『万引き』の言葉を」

遺族の弁護士が会見「両親が報告書の内容に疑念抱く」

 広島県府中町立府中緑ケ丘中3年の男子生徒(当時15歳)が誤った万引き記録に基づく進路指導を受けた後に自殺した問題で、 自殺した男子生徒の遺族の代理人弁護士が10日、広島市内で記者会見し、進路指導で担任が生徒に万引きの有無を確認したやり取りの部分について、両親が「万引きの事実がないのに、自分の子どもが『万引き』という言葉を本当に使っていたのか」と、疑念を抱いていることを明らかにした。

 報告書は担任や学校側の視点で書かれており、代理人弁護士によると、両親は「他の生徒たちにも話を聞き、子どもにも光を当てて調べる必要がある」と指摘し、町教委が設ける第三者委員会の調査を見守る意向という。

 代理人弁護士によると、担任の女性教諭は1月24日を最後に両親と面会していないが、保護者説明会が行われた今月8日付の消印で、「すごい良い子だった」などのメッセージを添えてアルバムを送ってきたという。両親は「何の意図で送ってきたのか分からない」といい、「学校には子どもの尊厳と名誉を回復してもらいたい」と話しているという。【山田尚弘】

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