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日本郵政

社長に長門正貢氏で最終調整 西室氏後任

長門正貢・ゆうちょ銀行社長

 政府は12日、検査入院中の日本郵政の西室泰三社長(80)が退任し、後任として、傘下のゆうちょ銀行の長門正貢(ながと・まさつぐ)社長(67)を起用する人事を行う方向で最終調整に入った。4月にも交代する見通し。政府は西室氏の職務復帰は厳しいと判断。長門氏は大手銀行出身で、日本郵政の利益の大半を占める金融事業に精通しているため、昇格させる方向となった。

     西室氏は2月8日から検査入院中。退院のめどが立たず、公務復帰の見通しがついていない。日本郵政の社長業務は、鈴木康雄副社長(総務省出身)が代行しているが、トップ不在の長期化を避けるため、政府は後任探しを急いでいた。大手企業の社長経験者を念頭に検討を進めていたが、調整は難航していた。

     長門氏は旧日本興業銀行(現みずほ銀行)出身。みずほ銀行常務、富士重工業副社長、シティバンク銀行会長などを経て昨年5月にゆうちょ銀行社長に就任した。

     西室氏は東芝社長や東京証券取引所会長兼社長などを経て2013年6月に日本郵政社長に就任。昨年11月に日本郵政グループ3社の株式上場を実現した。【工藤昭久】

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