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新共通テストに記述式 文科省会議報告案

センター試験に臨み、試験問題を受け取る受験生=東京都千代田区の法政大で2016年1月16日、徳野仁子撮影

 大学入試の新制度の設計を進めている文部科学省の専門家会議が11日あり、最終報告案が示された。2020年度から導入する新共通テスト「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」は記述式問題を新たに入れることを盛り込んだ。ただ、採点に時間がかかることから記述式を分離・前倒しする案が浮上している実施時期については、高校関係者との調整が詰め切れず、同日実施案も含め今後の検討対象とし、結論は来年度以降に先送りされた。

 今後、専門家らがさらに議論し、17年度初頭までに実施時期や試験科目などを示す「実施方針」を作る。

 学力評価テストは現在の大学入試センター試験に代えて導入する。問題はマークシート式と記述式で構成し、記述式は当面、国語と数学で実施する。「2段落構成で解答せよ」といった条件付きの出題にする。

 当初は記述させる文字数が40〜80字程度の短文式とし、24年度以降は文字数を200〜300字程度に増やす。採点に必要な期間は1〜2カ月間と見込む。マークシート式も思考力などを重視した問題に改善する。各大学には、各受験生のテストの小問ごとの解答状況を提供。それによって、大学側は基礎問題の得点を重視したり、思考力を問う問題に比重を置いたりできる。24年度入試以降はパソコン上で解答する方式(CBT)の導入を目指す。

 各大学が実施する個別入試は、学力評価テストの結果のほか、面接や論文、高校時代のボランティア活動や部活動の実績などから、多角的な視点で評価し、合否を決める。

 高校生の基礎学力の定着度をみる「高校基礎学力テスト(仮称)」は、高校版「全国学力テスト」の位置づけ。19年度の導入当初は国語、数学、英語の3科目。出題範囲は、中学レベルから高校の共通必履修科目までとする。各高校に整備されているパソコンを使ってのCBTが前提で、高校1年から学校の判断で実施時期を選んで受けられるようにする。テストは難易度別に複数種類作り、各学校が選ぶ。問題例は文科省ホームページで公開している。【三木陽介】

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