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恐るべきかな原爆

記者16年目の無条件降伏 第3部 広島を愛して/33 小康状態、猛烈に書く /広島

 重富芳衛の病状報告と平和論は先に紹介したが、小康状態を得た重富芳衛の1961(昭和36)年2月号での原稿の書きっぷりは、原爆症が快癒したのではと思わせるほどだ。ひやかし気味に広島の政財界情報を知らせる「カラコラム」は、出だしからしてニヤリとさせる。

 <県会副議長が議場内で●×を蹴られた。馬のような議員もいるらしい。県会のゴタゴタもずいぶん永く続いたが、●×事件とは、なかなか愛きょうがあってよろしい>

 <県の広島湾埋立工事費に九億円の見込み違い。しかしこれしきの間違いに驚いては、広島では笑われる>

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