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列車貸し切り独り占め 秋田・由利高原鉄道

由利高原鉄道の列車1両をチャーターした川村さん=秋田県由利本荘市の羽後本荘駅で

由利本荘市の返礼品の目玉 千葉の男性申し込み

 秋田県の由利本荘市がふるさと納税の返礼品の目玉として用意した、由利高原鉄道(由利鉄)の貸し切り列車が12日、初めて運行された。車両を独り占めしたのは大の鉄道ファンという千葉県船橋市の会社役員、川村高志さん(67)。「子供の頃からの夢がかなった」と喜び、ちょっとぜいたくな鉄道の旅を楽しんだ。

     地元ローカル線の魅力をアピールしようと、市が昨年10月、10万円以上の寄付に対する返礼品に車両の貸し切りを加えたところ、これまでに川村さんを含め2件の申し込みが寄せられた。

     この日は2両編成のうち1両が川村さんに開放され、川村さんの名前が入った特製ヘッドマークを付け、鳥海山ろく線の羽後本荘−矢島間、23キロを片道運行した。

     川村さんは車内での約40分間をビールを飲んだり景色を眺めたりして過ごしたといい、到着後は「本当にうれしい。多くの人に由利鉄を利用してもらいたい」と満足そうだった。【松本紫帆】

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