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首都アンカラで爆発、34人死亡125人負傷

トルコの首都アンカラ

 【エルサレム大治朋子】トルコの首都アンカラ中心部で13日夜(日本時間14日未明)、大きな爆発があり、AP通信によると、少なくとも34人が死亡、約125人が負傷した。地元テレビ局は、爆発物を載せた車両がバスの近くで爆発した模様で、自爆テロの可能性が高いと伝えた。

     現場はアンカラ中心部クズライ地区のバス停付近で、周囲には政府機関のオフィスや飲食店などが集中する。爆発により、付近の車数台が引火し炎上した。バスの乗客はAP通信の取材に「約40人が乗っていた」「乗客は爆発の衝撃でバスの後方に投げ出された」などと話した。

     今回の爆発で、犯行声明はまだ出ていない。しかし、トルコの複数の治安当局者が13日夜、ロイター通信の取材に、トルコ政府と敵対するクルド系反政府武装組織クルド労働者党(PKK)か、その関係組織による車爆弾を使った攻撃の可能性を示唆した。同通信はまた、治安当局者の話として、犯人は男女2人で、使用された爆弾はクギなどが仕込まれて殺傷力が高められており、先月17日にアンカラで起きたテロで使用されたものと似ていると報じた。

     エルドアン大統領は「わが国の統合、団結、連帯を脅かすテロには決して屈しない」と声明を発表した。一方、ダウトオール首相は13日夜、緊急の対策会議を招集。15日に予定されていたヨルダン訪問を延期した。

     アンカラでは昨年10月、過激派組織「イスラム国」(IS)との関係が指摘される男2人が自爆し、100人以上が死亡。先月17日のテロでは、軍関係者の乗車した車両を狙った自爆攻撃で29人が死亡した。同事件ではクルド系武装組織「クルド解放のタカ(TAK)」が犯行声明を出した。

     外務省邦人テロ対策室によれば、これまでに日本人が巻き込まれたとの情報はない。

     在トルコ米大使館は今月11日、テロ計画の情報があるとして、米国民に対し、アンカラのトルコ政府施設などに近づかないよう注意喚起していた。

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