橿原・桜井市長選の出陣式に出席首長8割使用 現職応援「公務に該当」 /奈良
昨秋の橿原、桜井両市長選の告示日、現職の出陣式に出席した市町村長の約8割が公用車を使っていたことが、毎日新聞の取材で分かった。各自治体は公費で運営される公用車の利用は一般に「公務」に限定しており、政治家としての活動である「政務」と判断して私有車を使った首長もいた。線引きは曖昧なだけに、専門家は使用の必要性についての説明責任を指摘している。【伊澤拓也、塩路佳子】
橿原市長選(昨年10月18日告示)は森下豊市長(57)が新人との一騎打ちを制して3選、桜井市長選(…
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