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恐るべきかな原爆

記者16年目の無条件降伏 第3部 広島を愛して/34 再び悪化、執筆に苦闘 /広島

 病状が再び悪化したのだろう。セブンウイクリーの1961(昭和36)年3月号では、重富芳衛の取材、執筆量は前月と比べ、がくっと落ちる。ニュース性を備えた記事は少なく、病床で新聞を読んでひねり出した社会時評が多い。

 原爆病院雑記によると、2月号の原稿を締め切った1月21日に軽い風邪を引いたのがもとで、ずっと発熱が続き、それほどの高熱は出なかったものの、2月に「気分爽快」という日はほとんどなかった。少し気分がいいからと思って原稿を書くと、また熱が出た。

 <(発熱すると)看護婦さんから「お仕事がすぎるんじゃないですか」と一本やられる。看護婦さんならまだ…

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