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「決められぬ政党、露呈」…識者ら見方

 民主、維新両党の合流時の党名が、ようやく「民進党」で決着した。識者らは「名前の決め方からして、物事を決められないことを示した」「公募で決めるのは人任せだ」と厳しい見方を示し、民主党の地方組織からも疑問の声が出た。【林田七恵、三股智子】

    公募で党名

     漫画家のやくみつるさんの第一印象は「公募するほどのこともない、面白くも何ともない名前」だった。「今の民主党ではどんな名称でも喜んでもらえることはあり得ないが、薄っぺらな党名が多い中、傷を最小限に収めたのではないか」と厳しい。「党名の決め方からして、物事を決められない政党だと如実に示した。これからも参院選候補など決めることは多いが、内輪もめを外に出さないよう芝居をしてほしい」と辛口の注文を付けた。

     政治アナリストの伊藤惇夫さんも、党名を決める過程に疑問を覚えたという。「政党は本来、どんな政治を行い、どんな国家像を描くかが必要で、共通認識があれば目指す方向を示す党名が当然出てくる。一般募集や世論調査で決めるのは『人任せ』。目指す方向がまとまっていないのかと思わせる」と指摘。その上で「次々と新党が誕生して失敗する中、野党側からすれば今回はやらないよりはましではないか。対抗できる野党を作るには数十年先の日本のビジョンを国民に示すことが大事だ」と述べた。

     地方の民主党関係者からも疑問の声が上がっている。国政選挙で長く自民党としのぎを削ってきた民主党北海道の市橋修治幹事長は、「民主と維新の二つの党名を組み合わせただけで、あまりにも訴えるものがない。自分たちの名前なのだからアンケートに頼るのはだらしがない」と厳しく批判。「党名が有権者に定着し、愛着を持ってもらうまでには時間がかかる」と参院選への影響を懸念する。

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