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共和トランプ氏、フロリダ制す ルビオ氏撤退

米大統領選の共和党候補指名争いからの撤退を宣言し、家族とともに支援者にあいさつしたマルコ・ルビオ上院議員=米南部フロリダ州マイアミで15日、草野和彦撮影

予備選5州で

 【ワシントン及川正也】11月の米大統領選に向けた共和・民主両党の候補指名争いは15日、南部フロリダ、中西部オハイオなど5州の予備選(ミニ・スーパーチューズデー)が行われた。首位を走る共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)が大票田フロリダなど3州を制して大勝。焦点州オハイオではジョン・ケーシック同州知事(63)に敗れ、指名への流れを決定付けるには至らなかったが、2位のテッド・クルーズ上院議員(45)との差は広がり、優勢はより強固になった。

 トランプ氏は15日夜、フロリダ州での勝利宣言で「我々は一つにならなければいけない。我々は大きな勝利を手中にする」と強調。支持の結集を促した。これに対し、地元フロリダ州で敗退したマルコ・ルビオ上院議員(44)は選挙戦からの撤退を表明。今後は「反トランプ勢力」の一本化に向けた調整が本格化しそうだ。

 一方、民主党首位のヒラリー・クリントン前国務長官(68)はフロリダ、オハイオ両州で勝利したほか南部ノースカロライナ州と中西部イリノイ州も制し、この日の決戦で大勝した。クリントン氏は15日夜のフロリダ州での勝利宣言で「指名獲得に近づいた。11月の本選でも勝利する」と表明。指名を視野にトランプ氏ら共和党攻撃を強める構えだ。

 米メディアによると、トランプ氏はクルーズ氏と競り合ったノースカロライナ州と中西部イリノイ州でも勝利。共和党は自治領北マリアナ連邦でも党員集会を開催。トランプ氏が勝利し代議員9人を総取りした。

 米CNNによると、15日夜(日本時間16日午後)現在の代議員獲得数は、トランプ氏が決戦前から160人増やして600人台に乗せた。クリントン氏も200人以上を積み上げ1400人を超えた。共和党ではフロリダ州(代議員99人)とオハイオ州(同66人)が勝者総取りで、トランプ、ケーシック両氏が急増させた。

 このほか中西部ミズーリ州でも実施。共和党はトランプ氏とクルーズ氏が接戦。ルビオ氏の撤退を受け、主流派内ではオハイオ州で勝利したケーシック氏を軸に「反トランプ勢力」構築を求める声が出ている。クルーズ氏は主流派の支持取り込みを狙っているが、15日の予備選では苦戦を強いられており、両氏の調整が焦点となる。

 一方、民主党は残るミズーリ州でクリントン氏、バーニー・サンダース上院議員(74)が接戦となっている。劣勢に立たされているサンダース氏だが、15日夜には22日に次回予備選があるアリゾナ州で集会を開催。サンダース氏は選挙戦直前に追い上げる傾向があり、今後も選挙戦を継続させる。

 この日争われた代議員数は共和党367人、民主党691人。両党とも代議員の累計の配分先・支持先はともに半数を超え、前半戦のヤマ場を越えた。今後は4月26日や6月7日の予備選集中日が決戦場となる。

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