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トンネルで事故、5台炎上…2人死亡、71人けが

多重事故が起きた山陽自動車道下り線の八本松トンネルの現場付近=広島県東広島市で2016年3月17日午前10時45分、本社ヘリから三浦博之撮影

 17日午前7時半ごろ、東広島市の山陽道下り線西条インターチェンジ(IC)−志和IC間にある「八本松トンネル」(844メートル)内で車12台が絡む多重衝突事故が起き、火災が発生。東広島市消防局によると、火は同9時過ぎに消し止めたが、車5台が燃え、煙を吸うなどして71人が負傷。女性を含む2人の死亡が確認された。事故の影響で一時、西条IC−広島東IC間の上下線が通行止めとなった。

 事故があったトンネルは岡山方面から広島方面に向かう山中にある。上下線が別々になっており、片側2車線。広島県警高速隊などによると、事故があったのはトンネル出口まで約200メートルの地点。渋滞で車数台が停止していたところに普通トラックが追突して炎上。トラックに追突された車も横転して炎上したという。火災のためトンネル内には煙が充満し、猛煙が外に噴き出した。ドライバーら数十人が車を置いてトンネルから逃げ出し、煙を吸うなどして救護を受けた。

八本松トンネルの場所

 同隊によると、40〜50代とみられる女性1人が東広島市内の病院へ搬送されたが、死亡が確認された。別の1人は炎上した軽自動車の車内から焼死体で見つかった。事故発生当時、山陽道は同日午前4時半ごろに志和IC−広島東IC間で発生した事故の影響で一部が通行止めになっており、渋滞が起きていたという。

 現場には東広島市消防局から消防車14台や救急車などが出て消火や救護にあたり、負傷者を東広島医療センターや西条中央病院などに搬送した。トンネルの出入り口付近には救護テントが設営され、担架で運び出される負傷者の手当てが続いた。消防庁は同8時50分に災害対策室を設置して情報収集などにあたった。

 西日本高速道路によると、現場は緩い左カーブで下り勾配。1日に2万3000台あまりが通行する。スプリンクラーはないが、設置義務のない箇所だという。【高橋咲子】

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