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君が代「強制」削除 実教出版

 文部科学省は18日、2017年度から主に高校1年生用に使われる教科書の15年度検定結果を公表した。実教出版の「日本史A」では、国旗掲揚や国歌斉唱について、現行版にある「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」との記述が消えた。文部科学省によると、検定申請の時点で既になかったという。東京都や大阪府がこの表現を問題視し、現行版の使用に制約をかけていた。

     1999年施行の国旗国歌法に関する記述。式典で君が代の起立斉唱を拒んだ教職員などに懲戒処分を科す自治体があることへの言及とみられ、2012年度の検定に合格した同社の「日本史B」にも登場する。

     これらの教科書について、東京都教委は13年から「都教委の考えと異なる。使用は適切ではない」と都立高に文書で通知。大阪府教委も「記述は一面的」として、起立斉唱の職務命令を合憲と認めた最高裁判決を紹介する補完教材の併用を義務づけ、実教出版に問題点を指摘した。神奈川県教委は13年7月、14年度に実教出版の使用を希望した県立高に再考を促して覆した。

     東京都と大阪府は、起立斉唱を拒んだ教職員を懲戒処分の対象にしている。【大久保昂】

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