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「11年間は宝物」佐々木氏が退任会見

退任記者会見を終え、花束を手に会場を後にする佐々木氏=東京都文京区の日本サッカー協会で2016年3月18日午後2時33分、大島祥平撮影

 サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)を長年指揮し、今月10日に退任した佐々木則夫前監督(57)が18日、東京都内で記者会見に臨み、「大切なリオ五輪は逃してしまったが、(コーチ時代を含め)11年間、女子指導者として充実した時間を経験できたのは僕の大きな宝物」と心境を語った。

     2008年からチームを率いた佐々木氏は11年女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝、12年ロンドン五輪、15年W杯カナダ大会で準優勝と実績を残したが、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選で3位に終わり五輪出場を逃した。「日に日に痛切な思いが増している」と話しつつ、選手に対しては「頼りなさそうな私だったがよくこれまでついてきてくれた。ありがとうというだけ」と感謝の気持ちを述べた。

     今後については未定といい、「新たなステージに向けて頑張りたい。どんな形でも女子サッカー界に寄与し、間接的にでもアドバイスしたい」と語った。

     大仁邦弥・日本サッカー協会会長は「今回は残念だったが、これまでの戦いは本当に素晴らしいものだった。今後も我々はこのスタイルを貫いていくべきだ」とねぎらった。【大島祥平】

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