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郷田、羽生の両者、強気の攻め合い

立会の久保九段が読み上げる封じ手を指す羽生名人(左)と郷田王将。激しい戦いを予想させるように、外は強い雨が降り続いている=神奈川県箱根町のホテル花月園で2016年3月19日午前9時

箱根町で第6局2日目 封じ手は2四歩

 郷田真隆王将(45)に羽生善治名人(45)が挑戦、郷田の3勝2敗で迎えた第65期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、囲碁将棋チャンネル協賛)の第6局は19日、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で2日目の対局が始まった。

 難解な中盤戦に入った第6局。当地で未明から降り続く強雨が対局室の窓をぬらし視界は悪い。本局の行方もまだ見えない。対局場近くの大涌谷の噴火警戒レベルは「1」に下がったが、立ち入り規制は続く。盤上に集中する両対局者もマグマのごとく闘志を煮えたぎらせていることだろう。

 郷田、羽生の順に対局室に入り、記録の荒田敏史三段が読み上げる前日の手順を盤上に再現した。

 定刻午前9時、立会の久保利明九段が名人の封じ手を「2四歩」と告げた。控室でも予想された手だ。

 王将は58分の長考で同歩と応じた。これに対して羽生は玉頭をたたいてから3五歩で攻めを続行。郷田は手を抜いて6五歩と反撃した。名人は3筋から攻め立てる。

 解説の佐々木慎六段は「こんなに激しくなるとは驚きです。両者一歩も引かない進行です」と語った。

 羽生が75手目を考慮中の午後0時半、昼食休憩に入った。残り時間は羽生2時間29分、郷田2時間46分。午後1時半再開。【山村英樹】

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