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衝突後1分で出火 容疑者のトラック

多重衝突事故後、車両を調べる警察官ら=東広島市西条町で2016年3月17日午後6時21分、目野創撮影

 東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」で2人が死亡した多重衝突事故で、広島県警は20日、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕した皆見成導(みなみなりみち)容疑者(33)を広島地検に送検した。またトンネル内にいた車のドライブレコーダーの記録から、衝突後約1分で皆見容疑者運転のトラック周辺から黒煙と炎が出始めたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。

     ドライブレコーダーは、渋滞最後尾でトラックが最初に接触した車に搭載。約2分間の映像に、トラックが渋滞中の車列に次々と追突し炎上する様子が記録されていた。

     捜査関係者によると、トラックは渋滞最後尾の車に接触した後も減速することなく、前にいた乗用車に追突。この車とトラックが2台で連なって約5秒間、4台の車を右側車線に押しのけながら追突を続け、別のトラックの後部に突っ込む形で止まった。約1分後、皆見容疑者のトラック周辺から黒煙が上がり、続いて赤い炎が見えて炎上し、徐々に黒煙がトンネル内に広がっていったという。

     県警は、皆見容疑者の2台後ろを走っていたトラックからも映像の提供を受けており、今後さらに分析を進める。【石川将来】

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