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米国に返還へ 輸送専用船が東海村に到着

東海港に着岸したプルトニウムを運ぶとみられる船舶=茨城県東海村で2016年3月21日午前8時48分(本社ヘリから)
東海港に着岸したプルトニウムを運ぶとみられる船舶。後ろは日本原子力発電・東海第2原発=茨城県東海村で2016年3月21日午前8時50分(本社ヘリから)

 核物質の管理強化を進める米国の意向で、日本が米国に返還することに合意していた研究用プルトニウムなどを輸送するとみられる専用船が21日、茨城県東海村の港に到着した。日本原子力研究開発機構が保管していた核物質を積み込み、近く米国に向け出港する。

 返還されるのは、高速増殖炉開発の研究を目的に、1960年代に米英などから提供されたプルトニウム331キロなど。大部分が軍事転用可能な高濃度のプルトニウムで、核兵器数十発分に相当するという。

 米核監視団体「サバンナリバー・サイト・ウオッチ」によると、輸送する船は英船籍の2隻。これほど大量のプルトニウムが海上輸送されるのは、日本の「あかつき丸」が93年、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)で使う約1トンをフランスから運んで以来。日米両政府は核物質防護を理由に、日時や輸送ルートなどの詳細を明らかにしていない。

 プルトニウムの受け入れ先は、米南部サウスカロライナ州にある米エネルギー省の「サバンナリバー核施設」で、到着まで数週間かかる見通し。今回の返還は2014年に日米間で合意し、時期を調整していた。【中西拓司、隅俊之】

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