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キューバ反体制派らと面会 支援する意向

 【ハバナ和田浩明】オバマ米大統領はキューバ訪問の最終日の22日、反体制派や人権活動家とハバナ市内の米大使館で会談し、キューバの民主化や政治的自由を拡大する取り組みを支援する意向を示した。その後、米大リーグ「タンパベイ・レイズ」とキューバ代表チームの野球親善試合をラウル・カストロ国家評議会議長と並んで観戦。硬軟両様の交流外交を展開した。

     オバマ氏は反体制派との会合で、当局に拘束されたこともある参加者らを「皆、非常に勇気ある人たちだ」とたたえた。2014年12月に半世紀以上の断交から関与政策に転換したのは「キューバ国民から直接話を聞き、その懸念を米国の政策に反映させるためでもある」と説明した。

     そのうえで「キューバ国民が自由で豊かに暮らせるよう、政策を調整したい」と語り、人権侵害を防ぐ取り組みや、経済制裁の緩和などを可能な限り進める考えを示した。

     その後、オバマ氏はハバナ市内の球場でミシェル夫人や2人の娘と約1時間ほど親善試合を観戦した。隣にカストロ氏が座り、談笑していた。球場はキューバ政府の招待客が多く、カストロ氏が姿を見せると観客席から大きな歓声や拍手が上がった。

     オバマ氏は同日夕、次の訪問先であるアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに向け出発した。空港にはカストロ氏も見送りに姿を見せ、人権問題では対立しながらも改善しつつある両国関係を演出した。

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