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科学の森

ブラックホールの実像に迫る 存在予言100年、世界規模の観測計画進む

 アインシュタインの一般相対性理論からブラックホールの存在が予言されて今年で100年。光すら脱出できず観測は難しいが、謎に満ちたこの天体の実像に迫ろうと、さまざまな手段を使った計画が世界中で進められている。【河内敏康、須田桃子】

 「重力波初観測」−−。先月、国際研究チームが発表したニュースは、別の意味でも科学者を驚かせた。互いの周りを回りながら、最後に合体する二つのブラックホールの存在を初めてとらえていたからだ。「データを解析し直すまで信じられなかった」。京都大の中村卓史教授(宇宙物理学)は当時の興奮をそう振り返る。

 「ブラックホールほど人をワクワクさせる一方、謎の多い天体はない」と、大阪工業大の真貝寿明教授(同)…

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