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母ら異議申し立て 東京・武蔵野市

武蔵野市に異議申立書を提出する母親=東京都武蔵野市役所で2016年3月23日、中村かさね撮影

 東京都武蔵野市で子どもの認可保育所入所を断られた親たち約20人が23日、市役所を訪れ、行政不服審査法に基づく異議を申し立て、厳しい「保活」の実態を訴えた。「保育園落ちた」のブログを機に待機児童問題への関心が高まる中、都内各地で認可保育所に子どもを入れられなかった親たちの抗議の動きが広がっている。【中村かさね】

     武蔵野市によると、今年4月の認可保育所入所申し込みは1159人で、うち内定したのは631人だった。市への訴えを取りまとめた当事者団体の「保育園増やし隊@武蔵野」は、自治体に対して保育提供を義務づけた児童福祉法などに違反しているとして異議を申し立てた。

     参加した会社員の女性(39)は、4月に復職予定だったが、8カ月の次女の預け先が決まらず、育児休業を延長する。復職期限は来年1月まで。年度途中での入園は4月入所より難しく、市外の認可外施設も含めて探すつもりだが、見つからなければ退職の可能性もある。女性は「長女の時より状況は悪化している。努力ではどうにもならず、無力感が強い」と不安を隠せない。

     訴えを受け、子ども育成課の平之内智生課長は「最終的には希望者全員が認可保育所に入れるようにやっていきたい」と応じた。

     中野区や目黒区でも既に区への異議申し立てをしており、今後は小金井市や練馬、足立区などでも異議申し立てや首長との懇談などを予定している。

     動きの中心になっているのは、2013年に杉並区で発足した「保育園ふやし隊@杉並」を皮切りに、各地で立ち上がった待機児童の保護者たちだ。今年は「保育園落ちた」のブログの影響で国会周辺でも多くの抗議活動が広がり、政府が緊急対策に乗り出すなど、政治を動かす大きなうねりとなっている。

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