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辺野古移設

危険性は変わらぬ 名護市長、防衛相に反論

 中谷元(げん)防衛相は26日、沖縄県名護市で稲嶺進市長と会談した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について、中谷氏が「一番大事なのは飛行場周辺の住民の危険性や不安を除去することだ」と協力を求めたのに対し、稲嶺氏は「危険性は(飛行場が)辺野古に移されても何も変わらない」と反論した。

     移設を巡る代執行訴訟が4日に和解した後、閣僚が沖縄県を訪問したのは初めて。中谷氏は会談後、「市長と率直に話し合いができたのは有意義だった」と記者団に語ったが、23日の「政府・沖縄県協議会」と同様、移設に反対する県側と政府の隔たりが露呈。和解条項に盛り込まれた「普天間飛行場の返還と埋め立て事業に関する円満解決に向けた協議」は難航しそうだ。

     中谷氏は26日、在沖縄米軍トップのローレンス・ニコルソン沖縄地域調整官とも会談し、那覇市で米兵が日本人女性を暴行し逮捕された事件を受け、再発防止の徹底を求めた。また、米軍北部訓練場のある同県東村、国頭村を訪問。東村の伊集盛久、国頭村の宮城久和両村長と個別に会い、1996年の日米合意に基づく同訓練場の部分返還について意見交換した。27日には中谷氏と翁長雄志(おながたけし)知事の会談が予定されている。【村尾哲】

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