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「命守らない政治、反対」37都市で抗議集会

29日に施行された安保法制に反対する集会の参加者たち=国会前で2016年3月29日午後6時43分、後藤由耶撮影

 安全保障関連法が29日に施行されたが、国民の賛否が割れている状況は、昨年秋の安保関連法成立時から変わっていない。毎日新聞の調べでは同日、少なくとも全国37都市で抗議の集会やデモがあった。同法を憲法違反だとする市民らによる集団提訴の動きもある。【山崎征克、川辺和将、上村里花】

     東京・永田町の国会前では午後6時半ごろ、安保法に反対する学生たちの団体「SEALDs(シールズ)」などの呼びかけで約3万7000人(主催者発表)が集まった。プラカードや横断幕を掲げながら「戦争反対」「自衛隊を派兵するな」と声を合わせた。長男(5)を連れた新宿区の主婦(43)は「昨年の強行採決を見て政府を全く信用できなくなった。長い闘いになると思うが、やれることをやる」と話した。

     大阪市のJR大阪駅前では、「SEALDs KANSAI(シールズ関西)」が企画した街宣活動に約1700人(主催者発表)が参加。スピーチに立った和歌山大3年、服部涼平さん(22)は「何気なく今日を過ごしているが、ここから戦争する社会に変わっていってしまうかもしれない。全ての人の命が等しく守られない政治の在り方に反対する」と訴えた。

     長野市のJR長野駅近くの公園には約300人が集まり、沖縄戦を経験した同市の親里(おやさと)千津子さん(84)が「人は経験を通じて成長するが、戦争だけは絶対に経験してはいけない」と声を上げた。

     安倍晋三首相の地元、山口県下関市の市役所前では約50人が集まった。同市の高校1年、酒本慧音(けいの)さん(16)は「昨年の(安保関連法)強行採決を見ておかしいと思った。若い人たちが自分で考えて行動することが大切だと思う」と話した。【山崎征克、大島英吾、川辺和将】

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