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今週の本棚・本と人

『アメリカの排日運動と日米関係』 著者・簑原俊洋さん

 (朝日選書・1728円)

日米衝突の遠因に迫る 簑原俊洋(みのはら・としひろ)さん

 移民問題は、パワーや国益といった伝統的な外交・安全保障から遠い位置にある。それでもシリア難民の問題は今日、ヨーロッパを揺さぶっている。

 20世紀の初頭、日本人移民が日米の重大な懸案事項となった時代があった。特に1924年の排日移民法は、両国の友好に禍根を残した。

 「移民問題が日米関係に与えた影響を検証しようと試みました。問題の根底にあるのは、人種的な誇りという…

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