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青森市

ねぶた以外にも… 集客へ「遠慮がち」ポスター

遠慮がちに青森市の観光名所をPRするポスター=青森市提供

 「ねぶた以外にもあるんだけど……」−−。青森市の観光PRポスターが遠慮がちに市の観光名所や特産物を紹介している。全国的に知名度の高い「青森ねぶた祭」「リンゴ」などの陰に隠れた市の魅力を知ってもらうため、あえて自虐的なフレーズで引きつける狙いだ。市の担当者は「逆説的に伝えることで青森市にしかない楽しみ方が他にも多くあることを分かってくれたら」と集客効果に期待を寄せている。【宮城裕也】

 「遠慮がちポスター」は5パターン。赤や青など5色のシンプルな背景に、青森魚菜センターの「のっけ丼」▽三内丸山遺跡の土偶▽青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」▽八甲田山系の樹氷−−のキャラクターたちが「あの〜 ねぶた(りんご)以外にもあるんだけど……」と遠慮がちに主張。体を震わせ、涙を1粒流している姿が同情を誘う。

 市交流推進課によると、ポスターは3月26日の北海道新幹線開業に合わせ、市が事務局を務める観光振興会議が企画。昨年6月に16社の作品を審査し、このデザインを提案した編集プロダクション「泰斗舎」(青森市)に制作を依頼した。昨秋から青森市の四季の魅力を「積極的に」紹介するポスターも合わせた約1000部を県内外に掲示。デザインを担当した泰斗舎の山内正行さんは「青森はねぶたやリンゴのイメージからなかなか脱却できないでいる。控えめに訴えることがかえってインパクトがある作品になった」と話す。

 市のポスターは全国の観光ポスターを表彰する「第64回日本観光ポスターコンクール」に応募。うち「遠慮がちポスター」が約50作品に絞られる第1次審査を通過し、インターネット投票を経て、今月の審査結果を待つ。同課の大久保文人課長は「北海道新幹線の開業で旅行者の選択肢が更に増える。市が選ばれるような伝え方をすることで開業効果の獲得につなげたい」と強調した。

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