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今週の本棚・本と人

『歌舞劇 ヤクシャガーナ』 著者・森尻純夫さん

森尻純夫さん=宮間俊樹撮影

 (而立書房・2592円)

インド南部で湧き上がる文化 森尻純夫(もりじり・すみお)さん

 1960〜70年代のアングラ劇ブームの嚆矢(こうし)となった演出家・鈴木忠志や劇作家・別役実らが築いた早稲田小劇場。76年、同劇場を鈴木たちが去った後に引き継ぎ、早稲田銅鑼魔(どらま)館として運営してきた生粋の演劇人である。インド南部の伝統的歌舞劇「ヤクシャガーナ」と出合って以来、現地の大学の客員教授を務めながら見つめ続けた芸能の神髄と歴史を語る。

 初めて現地で「ヤクシャガーナ」を見たのは89年。自身がルーツとしてきた小劇場やアングラ劇と同じく、…

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