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電王戦

将棋ソフトが85手で先勝 山崎八段降す

 将棋の棋士とコンピューターソフトが戦う第1期電王戦二番勝負第1局が9、10日、岩手県平泉町の中尊寺であり、ソフトのPONANZA(ポナンザ=山本一成さん、下山晃さん開発)が山崎隆之八段に85手で勝って先勝した。

     今回は叡王戦で優勝した棋士の山崎八段と、電王トーナメントで優勝したソフトのポナンザが持ち時間各8時間、初めての2日制で対局した。

     中尊寺本堂の大広間で山崎八段と、ソフトの指し手を盤上に示す「新電王手さん」が向かい合い、対局が開始された。相がかり戦法から急戦に突入し、40手目を山崎八段が封じて1日目が終了。形勢は1日目からポナンザが有利な展開になったが、2日目に山崎八段が勝負手を放って挽回を図った。しかし、ポナンザは終始正確に指し進め、山崎八段の粘りを許さずに勝ち切った。

     山崎八段は「想定が外れてしまって、望ましくない展開になり、攻められてはっきり悪くなった。(先手番の)第2局は経験を生かしていい勝負をお見せできるようにしたい」と語った。

     第2局は5月21、22日、大津市の比叡山延暦寺で行われる。【山村英樹】

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