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熊本震度7

余震100回超 長周期地震動、初の階級4も

地震で土手が大きく崩れた道路=熊本県益城町で2016年4月15日午前7時22分、津村豊和撮影

 熊本県熊本地方で14日午後9時26分ごろに発生した震度7、マグニチュード(M)6.5の地震では、15日午前9時現在、最大で震度6強を含む震度1以上の余震が120回にのぼっている。気象庁によると、阪神大震災(1995年)以降に日本の内陸や沿岸で起きた主な地震(M6.5以上)について、M3.5以上の余震の回数を発生から5時間半時点で比較すると、新潟県中越地震(2004年)、岩手・宮城内陸地震(08年)に次いで3番目に多い。

 余震活動は活発な状態が続いている。同庁地震津波監視課の青木元(げん)課長は、今後1週間ほどは震度6弱程度の地震が発生する恐れがあるとして、「建物が倒れかけているなど、危険な状況の場所には近づかないで」と注意を呼びかけている。

 また、高層ビルなどをゆっくり揺らす「長周期地震動」について、気象庁は15日午前0時3分に起きた震度6強の余震で、最も大きい「階級4」を観測したと発表した。同庁は2013年3月から、地震が起きた際に一般的な揺れの大きさを示す「震度」とは別に、各地の「長周期地震動階級」を発表している。高層階では「立っていることができず、はわないと動けない」状態になる階級4が観測されたのは初めてだという。

 地震により地盤が弱くなっている恐れがあり、大雨が降ると土砂災害が発生する可能性が高いことから、気象庁は15日、今回の地震で震度5強以上を観測した市町村の大雨警報や注意報、土砂災害警戒情報の発表基準を暫定的に7〜8割引き下げた。また、被害調査と震度観測点の確認のため、本庁地震火山部や福岡管区気象台などで構成する機動調査班(JAM−MOT)を、震度7〜6弱が観測された地域に派遣した。【円谷美晶】

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