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被災者に家を無料提供 民泊サイトが募集

民泊サイト「Airbnb」のホームページ

 インターネット上で個人の家やマンションの空き部屋の貸し借りを仲介する民泊サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」は15日、熊本地震の被災者に無償で部屋を貸し出すホスト(提供者)の募集を始めた。

 サイトの緊急宿泊場所のページ(https://www.airbnb.jp/disaster/southernjapanearthquake)から、被災者は「泊まる場所を探しています」、部屋を提供したい人は「私の部屋を無料で提供できます」をそれぞれクリックし、必要事項を入力する。14〜20日にチェックインした被災者は無料で宿泊できる。今後の被害次第では、20日の期限を延ばすこともありうるという。

 募集開始の午後3時に登録していた九州地方のホストは28件。18時間後の16日午前9時には66件に増えた。午前10時時点で、福岡市のデザイナーズマンションや長崎県雲仙市の戸建て住宅などが登録しており、部屋の内観を見たりベッド数を確認したりできる。

 サービスは米国で2008年に始まり、日本では14年に導入。日本法人のエアビーアンドビージャパンによると、12年に米国を襲った大型ハリケーン「サンディ」の時にはニューヨークのホスト約1400人が被災者に家を開放した。広報担当者は「日本では初めてのケース。こうしたサービスを知ってもらい県外の人にも協力してもらえたら」と話す。

 厚生労働省は今月から、民泊を旅館業法に基づく「簡易宿所」として許可し、フロント設置を要件から外す規制緩和を決めた。また都道府県や特別区に向け、関係条例を改正するよう通知した。【野村房代】

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