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熊本地震

サポート情報 避難所運営で大切なことは

 小規模自治体を中心に職員が足りず、混乱している避難所が少なくない。避難生活の長期化が避けられない中、被災者も関わる形での運営が重要になる。東日本大震災の直後から避難所運営に携わった岩手県陸前高田市の仮設住宅自治会長、佐藤一男さん(50)に運営のポイントを聞きました。【賀川智子】

     まずは避難所の代表者を決めることです。避難所ではいろんなことが瞬間的に連続して起こるから、即断即決を迫られます。落ち着いて判断が下せる、多少高齢の方が周囲の賛同も得やすく適任でしょう。

     救援物資が運ばれたら、すぐにその場で分けないこと。避難所では買い物や家の片付けなど日中は外に出ている人もおり、配布時間を「1日1回夕方」などと決めて、一部の人だけに配られることを防ぎます。配布の際に役員は一番に取らないこと。「役得だ」と思われると、その後の不信感につながります。配布時間や方法を周知徹底するなどして、公平な運営を心がけることです。

     子育て世帯同士を一つの部屋に集めることも必要です。子育てをしていない世帯にとって、子どもの声はストレスになりかねず、夜泣きの際などお父さんお母さんも周囲を気にしてストレスになりがち。子育て世帯同士なら「お互い様」で気にならず、あやしたり手を差し伸べたり助け合えます。

     救援物資に調味料があると便利です。優先度が高いのは脱水症状を防ぐための塩。ごま油や七味唐辛子などがあると、同じ食材が続いてもアクセントがつけられ、避難者の食欲減退を防止できます。

     来てもらったボランティア団体には、それぞれの得意分野を聞くと効果的です。学生団体ならば人海戦術など、ニーズとのミスマッチを防げます。

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