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新名神

工事中の橋桁落下…2人死亡、8人重軽傷 神戸

橋桁が落ちた新名神高速道路の工事現場=神戸市北区道場町で2016年4月22日午後5時46分、粟飯原浩撮影
橋桁が落下した現場

 22日午後4時半ごろ、神戸市北区道場町平田の新名神高速道路の工事現場で、建設中の鋼鉄製橋桁が約120メートルにわたって約20メートル下の国道176号に落下した。神戸市消防局などによると、32歳と37歳の2人が鋼材に挟まれるなどして死亡、19〜35歳の4人が重傷、20〜68歳の4人が軽傷を負った。いずれも男性作業員。兵庫県警は業務上過失致死傷の疑いがあるとみている。

 亡くなったのは、下請け工事会社「汐義建設工事」(兵庫県尼崎市)社員の福田佳祐さん(32)=兵庫県伊丹市=と、会社員の田中幸栄さん(37)=大阪市此花区。県警などによると、工事は中国、山陽両自動車道の神戸ジャンクション(JCT)と接続するためのもので、「有馬川橋」(仮称)の建設中だった。橋は有馬川と国道をまたぐ形で東西に架けており、橋桁2本のうち北側にある橋桁(長さ約124メートル、重量約1350トン)の西端が落ちた。

 橋桁は地上で事前に組み立て、西側から東側に移動させて国道などの上に通す「送り出し架設工法」で一旦架けられた。この日は、東側の橋桁をつり上げ設備(クレーン)でつり、橋桁を支えていた仮の台を取り外す作業をしていた。西側の橋桁はジャッキの上に置かれた状態で、後日同様の作業をする予定だった。

 工事は西日本高速道路の発注で、三井住友建設(東京都中央区)と横河ブリッジ(千葉県船橋市)の共同企業体(JV)が請け負い、橋桁が落下した工区は横河ブリッジが担当していた。この日は、横河ブリッジの社員と下請けの汐義建設工事の作業員計約50人が従事し、死傷者10人は橋の上や足場などで作業していた。国道176号は交通量が多かったが、巻き込まれた車両はなかった。

 三井住友建設によると、橋全体の長さは上り線476メートル、下り線492メートルで、幅員は11メートル以上あった。新名神高速道路の全工事を中止、23日から一斉点検を行う。【五十嵐朋子、茶谷亮】

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