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政活費詐欺事件

野々村被告に懲役3年求刑 神戸地裁公判

野々村竜太郎元兵庫県議。記者会見で号泣し、話題になった=兵庫県庁で2014年7月1日、豊田将志撮影

 政務活動費913万円をだまし取ったとして詐欺などの罪で在宅起訴された元兵庫県議、野々村竜太郎被告(49)の論告求刑公判が25日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で開かれた。検察側は「県民の目を欺いた重大な背信行為」などとして懲役3年を求刑し、結審した。判決は7月6日。

 野々村被告は、公判で捜査段階の供述を翻し、「記憶にありません」を連発。起訴内容を否認し、求刑後の最終陳述でも「収支報告書の個々の作成の記憶がなく、具体的な説明責任を果たせない。申し訳ありません」などと、涙を浮かべて声を震わせた。

 検察側は論告で「3年にわたって領収書の改ざんを続けるなど大胆不敵で、制度の盲点を的確に把握してこうかつだ。詐取金額も過去に例がない高額だ」と指摘した。

 弁護側は最終弁論で「全額を返還し、財産的な被害はない。大きく報道されて議員辞職し、再就職すら困難な状態で社会的制裁を受けている。再犯の可能性はなく、仮に有罪でも執行猶予にすべきだ」と訴えた。

 起訴状によると、野々村被告は2011〜13年度に受け取った政務活動費1684万円のうち913万円分について、収支報告書にうその使途を記載したり、クレジットカードの利用明細書を改ざんしたりしてだまし取った、としている。

 野々村被告は昨年11月の初公判に出廷せず、地裁は今年1月のやり直し初公判では、勾引の手続きを取って強制出廷させた。その後も、逃亡の恐れがあると判断したとみられ、800万円の保釈保証金が支払われた2月下旬まで勾留していた。【井上卓也、神足俊輔】

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