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毎日女性会議の講座。中間発表では、自分の関心がある分野をさまざまな角度からとらえたものがあった

 動画の作製や政策提言などを通じ、女性参加者が自分の考えを社会に伝える方法を学ぶ「毎日女性会議」の3回目が15日、毎日ホール(東京都千代田区)で開かれました。参加者によるこれまでの活動の成果を報告する「中間発表」の様子を、吉永磨美記者がお伝えします。

     この日は、約30人の女性が参加した。発信するテーマについての動画や行動計画書をスクリーンに映し出し、1グループにつき1人ずつが発表。メインの講師で、ジャーナリストの堀潤さんと元TBSアナウンサーの下村健一さんがアドバイスした。また、ゲスト講師の「Change.org」ディレクター、ハリス鈴木絵美さんと毎日新聞東京本社の小川一・編集編成局長も講評に加わった。

     参加者が掲げたテーマは、多岐に及ぶ。ある女性は、沖縄・辺野古への米軍基地移転問題に関連し、反対運動の様子などを取材してまとめた動画を発表した。これについて、ハリスさんは「考えが同じ人しか見てくれない動画にならないほうがよい」と指摘。堀さんは「圧倒的な事実を見つけ出し、盛り込んでほしい。賛否が問われているテーマは、いろいろな情景を映像に入れると、伝えたいことが伝わりにくくなる」と助言した。

     大学で看護を学ぶ別の参加者は、医療現場にみられる准看護師の待遇や制度上の矛盾点について発表した。また、今後、医療関係者に取材して動画にまとめる計画を示した。下村さんは「医療者側ではなく、患者の目線で動画を製作してみてはどうか」などと、具体的にアドバイスした。

     会社の同僚に視覚障害者がいる参加者は、視覚障害者の支援の方法を知らないことに気付いたという。そこで、障害者に技術を指導する専門家に会い、取材する計画を披露した。小川局長は「初めから結論を導かず、自らにも問いかけながら取材し、作品にしてもいい」と指導した。

     このほか、参加者は、農業、食、戦争、環境、動物愛護など、自分の関心がある分野をさまざまな角度からとらえて発表。すでに民放のニュース番組に動画が紹介された経験のある参加者は、さらに取材を重ねて継続的に動画を製作するなど、意欲的に取り組む姿勢がみられた。

     参加者による報告会の後、グーグルのスタッフが、情報発信の新しい方法として、「google+」で利用できる新しい機能「ストーリー」を紹介した。自動保存された写真や動画を、時系列に自動的につないで見ることができる機能で、参加者も熱心に耳を傾けた。また、参加者からは、動画編集やグーグル社の機能などを学ぶ技術面でのワークショップを開催する要望も出た。

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