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熊本地震 サポート情報 ストレス対処

 相次ぐ余震や長引く避難生活で、熊本地震の被災者は強いストレスにさらされている。心の健康を保つためにできることは何か。東日本大震災で被災者のストレスケアに携わった筑波大大学院の松井豊教授(社会心理学)に聞きました。【平林由梨】

     多くの被災者は強い不安のもと、眠れない、寝付けない、眠りが浅い状態にあるでしょう。便秘や下痢、食欲不振といった身体的な不調となって表れてくる一方で、地震が発生した当初の興奮が続き、疲れが自覚しづらい時期でもあります。周りに休みなく動き回っている人はいませんか。今、大切なのは体の緊張を緩め、疲労をため込まないことです。

     できるだけ安全な場所で、元の生活パターンを取り戻していくことが一番ですが、避難生活ではそうもいきません。今すぐにできるリラックス法を紹介します。

     両腕を横に垂らした状態から、両肩を引き上げます。筋肉が緊張した状態を意識して、5〜10秒維持します。その後、すっと力を抜いてください。これを5セット繰り返します。筋肉がほぐれていくのが分かるでしょう。

     3〜4秒かけて鼻から空気を吸い、1秒止めた後、6秒かけて口や鼻から吐き出す呼吸法もあります。不安を感じたり、興奮していると感じたりした時に、5〜10セット行ってください。鼻から入り、口や鼻から出ていく空気の流れに意識を集中すると、リラックスにつながります。

     落ち着きを取り戻し始めると同時に、蓄積した疲労が心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの症状となって出てくる可能性もあります。疲労は怒りという形で表れ、避難所での集団生活に支障が出てくることもあり得ます。体を緩め、ストレスをコントロールすることで、少しでも疲労をため込まないよう心がけてください。

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