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EV開発に軸足…20年までに20車種投入

 【ロンドン坂井隆之、ベルリン中西啓介】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のマティアス・ミュラー会長兼最高経営責任者(CEO)は28日、2015年の経営報告記者会見を開いた。ディーゼルエンジン車の排ガス不正について改めて謝罪した上で、2020年までに電気自動車(EV)20車種を投入する計画を表明。次世代エコカー開発の重点を、ディーゼルエンジンからEVなどに移す方針を明確にした。

     VWは先週発表した15年12月期決算で、不正対応費用162億ユーロ(約1兆9900億円)を計上している。会見で同社は、このうち70億ユーロを当局からの民事制裁金などへの備えとし、残りの大半を不正対象車両のリコール(回収・無償修理)や買い戻しに充てる考えを明らかにした。市場では不正対応費用が一段と膨らむ可能性が高いとの見方があるが、ミュラー会長は「我々の財務内容は強固だ」と述べ、現時点で増資の必要性などは言及しなかった。

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