メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

赤城乳業の「業界日本一」工場見学が大人気

冷やし固められ型から抜かれたガリガリ君=赤城乳業提供

生産能力、国内業界の1割 見学ツアーは予約殺到

 アイスキャンディー「ガリガリ君」を製造する赤城乳業(本社・埼玉県深谷市)には、業界日本一の生産能力を誇るという工場がある。同市の隣の本庄市にある「本庄千本さくら『5S』工場」だ。見学可能で、企業スローガン「あそびましょ。」にちなみ、“遊び心”であふれている。

 2010年2月から稼働する同工場。国内のアイス生産量(80万キロリットル)の1割を生産できるといい、最盛期は1日300万本を作る。製造工程の見学ツアーは11年7月から開始。親子連れらの人気が高く、ほぼ予約でいっぱいだ。

ガラス越しにアイスの製造工程を見られる見学コースを案内してくれた赤城乳業の井ノ山奈央さん(右)と田坂藍さん=本庄市児玉町児玉の同社「本庄千本さくら『5S』工場」で

 製造するのは約60種類。床や壁、椅子はガリガリ君のソーダ味を連想させる「ガリガリブルー」で統一している。本庄生産企画課の井ノ山奈央係長(32)と熊谷市の女子ラグビーチーム「アルカス熊谷」の選手で社員の田坂藍さん(24)の案内で見学コースを進むと、作業着姿の従業員がガラス越しに手を振ってくれた。

 井ノ山係長は「工場というと冷たい印象があるが、親近感を持ってもらおうと業務に支障のない範囲で見学者に手を振ってもらうよう従業員にお願いしています」と明かす。

 目玉はガリガリ君の製造工程コーナー。水、砂糖、果汁、水あめなどを混ぜた「ミックス」を型に入れ、冷やし固めて梱包(こんぽう)する。外側は固く内側はシャリシャリの食感は、濃度の違う2種類のミックスで作られる。木製の棒はミックスが完全に固まる少し前に差し込まれ、「当たり棒」が一定割合で入っている。見学後は、ガリガリ君などが食べ放題の試食コーナーがある。

 ガリガリ君は4月1日、25年ぶりの値上げで70円になった。社員が神妙な面持ちで頭を下げる「謝罪CM」がインターネット上で話題になったが、ファンからは「70円でも十分にお値打ち」との声も寄せられたという。

 井ノ山係長は「遊び心を大切にする会社として、工場も親近感を持ってもらえるよう工夫しているので、ぜひ体感しにきてほしい」と話している。【安藤いく子】

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 相模原市 樹齢100年のヒノキ2万6000本消える
  2. 豊田衆院議員 暴言「高速逆走が原因」会見で自民・細田氏
  3. 相田翔子 23年ぶりにセルフカバー 競馬場で生歌披露
  4. 炭鉱遺産 求む!引き取り手…移転先、置き場なく 九州大
  5. ネット音声公開 豊田議員?「私の心をたたいている…」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]