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米大統領選

トランプ氏とクリントン氏の対決に

ヒラリー・クリントン氏(左)とドナルド・トランプ氏

 【ワシントン会川晴之】米大統領選に向けた共和党の候補指名争いは3日、首位を走る実業家ドナルド・トランプ氏(69)が中西部インディアナ州での予備選で圧勝した。指名争いで2位のテッド・クルーズ上院議員(45)は、この日の敗退を受けて選挙戦からの撤退を表明。これにより、トランプ氏の指名獲得が確実となった。民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の候補指名獲得が濃厚となっており、11月の米大統領選はトランプ、クリントンの両氏が戦う構図となることがほぼ固まった。

 3日の予備選の結果を受けて、共和党全国委員会のプリーバス委員長は、ツイッターで「トランプ氏が暫定的な党候補になるだろう」と認めた。さらに11月の本選を見据えて「われわれは、クリントン氏に勝利するために団結することが重要」と訴えた。

 地元のニューヨークで3日夜に会見したトランプ氏は「信じられない晩だ。まったく予想をしていなかった」とクルーズ氏の撤退表明に驚きを示した。また、これまで批判合戦をしてきたライバルを「手ごわい相手だった」とたたえた上で、「強いアメリカを再び取り戻す」と述べ、本選での勝利を誓った。

 共和党の候補指名には、総代議員数の過半数(1237人)獲得が必要となる。米CNNテレビによると、トランプ氏は3日の予備選の勝利で1053人まで上積みした。3位のオハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)は選挙戦からの撤退は表明していないが、これまで獲得した代議員数は156人にとどまっており、逆転は不可能。クルーズ氏の撤退により、7月の党大会での決選投票を回避できるトランプ氏の過半数獲得が確実となった。

 インディアナ州予備選は、トランプ氏の指名獲得を阻みたいクルーズ氏とケーシック氏が異例の「反トランプ連合」を組んで臨んだ初戦。同州はクルーズ氏の支持母体であるキリスト教福音派が強く、ケーシック氏が選挙運動を見送ることで、反トランプ票をクルーズ氏に一本化することを狙った。しかし、トランプ氏の勢いは衰えず、50%以上の得票率で圧勝、起死回生とも言える戦術は機能しないまま終わった。

 一方、民主党のインディアナ州予備選は、バーニー・サンダース上院議員(74)がクリントン氏に競り勝った。

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