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熊本地震

小中学校62校が再開 11日までに全校で

25日ぶりに学校が再開され、友人と抱き合って喜ぶ中学生=熊本県益城町で2016年5月9日午前8時51分、幾島健太郎撮影
学校が再開され、ブルーシートが張られた家屋のそばを歩いて通学する中学生=熊本県益城町で2016年5月9日、幾島健太郎撮影
25日ぶりに学校が再開され、地震で損壊してブルーシートが張られた家屋のそばを歩いて通学する中学生=熊本県益城町で2016年5月9日午前8時5分、幾島健太郎撮影

 熊本地震で大きな被害を受けて休校が続いていた熊本県内の公立小中学校62校で9日、授業が再開され、各校でランドセルを背負った子供たちの元気な声が響いた。県教育委員会などによると、高校などを含めた残る111校の公立学校も11日までには全てで休校が解消される見通しだ。

 震度7の揺れに2度襲われた益城町の町立木山中学校でも、25日ぶりに授業が再開された。生徒たちはあいにくの雨の中、地震で損壊して屋根にブルーシートが張られた家屋のそばを傘を差して登校した。友人らと集団登校した同中2年、村上魁音さん(13)は「みんなと久しぶりに会えるのが楽しみ。震災前にはあまり思わなかったけど、普通に学校に行けること自体がうれしいです」と話した。

 同県では、公立小中高校と特別支援学校の全614校のうち、地震発生から4日後の18日に401校が休校したのをピークに徐々に再開している。被害が大きかった南阿蘇村や益城町などでは通学路の安全などを確認して再開を決めた。学校再開のために拠点避難所21カ所への集約を進める熊本市では、10日までに全ての公立小中学校での再開を目指している。1000棟以上が全半壊した西原村では11日に再開予定。

 一方、授業が再開されても一部では体育館に避難者が生活している他、中学校が小学校の校舎を間借りして授業をしたり、中学生が寄宿舎からの通学を余儀なくされたりしており、不便な学校生活が続く見通し。県教委によると、当面は短縮授業となる学校もあるという。【中里顕】

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