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ブラジル

暫定政権、市場は期待 汚職、選挙違反で不安も

 【サンパウロ朴鐘珠】ブラジル上院がルセフ大統領の弾劾裁判開始を決めたことで、4期続いた左派労働党政権の終幕が現実味を帯びてきた。テメル副大統領が率いる暫定政権に、気の早い金融市場は不況脱出の期待を寄せる。だがテメル氏は汚職や選挙違反への関与が取りざたされ、不安要素も抱える。

 テメル氏とルセフ氏は不仲で知られるが、2期目の選挙戦でも共闘した。単独で政権を取れない労働党は、テメル氏のブラジル民主運動党(PMDB)の議席が連立政権の維持に必要だからだ。

 PMDBは上下両院で最大の議席を有する。中道だが、昨年10月に発表した党の政策綱領の中で、社会保障…

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