メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

創作の原点

作家・古井由吉さん 日常の底に潜む恐怖

=東京都千代田区で、森田剛史撮影

 日本の現代文学を代表する作家、古井由吉さん(78)は第二次世界大戦末期の東京で空襲に遭った。「原点」を問うと、迷わずこの体験を挙げた。生と死、過去と現在、現実と非現実など、あらゆる境界を自在に往還する作品で知られる。重要な背景を成してきた戦争、そして現代社会の危うさについて語ってもらった。

 「防空壕(ごう)から飛び出して見ると、家の屋根に火がつき、煙が戸窓のすき間から噴き出ていました」

 1945年5月24日未明のことだ。東京の西南部を米軍機が襲い、大量の焼夷(しょうい)弾を落とした。…

この記事は有料記事です。

残り1404文字(全文1649文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 街頭演説 麻生氏「人の税金で大学に」 東大卒市長批判
  2. 健康対策 米、メントールたばこ禁止方針
  3. ガンバレルーヤ・よしこさん 病気のため一時休養を発表
  4. 橋爪功 「まんぷく」を朝ドラと知らず出演快諾 「泥臭く人間臭いドラマになれば」と
  5. 選抜高校野球 21世紀枠、推薦46校出そろう

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです