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創作の原点

作家・古井由吉さん 日常の底に潜む恐怖

=東京都千代田区で、森田剛史撮影

 日本の現代文学を代表する作家、古井由吉さん(78)は第二次世界大戦末期の東京で空襲に遭った。「原点」を問うと、迷わずこの体験を挙げた。生と死、過去と現在、現実と非現実など、あらゆる境界を自在に往還する作品で知られる。重要な背景を成してきた戦争、そして現代社会の危うさについて語ってもらった。

 「防空壕(ごう)から飛び出して見ると、家の屋根に火がつき、煙が戸窓のすき間から噴き出ていました」

 1945年5月24日未明のことだ。東京の西南部を米軍機が襲い、大量の焼夷(しょうい)弾を落とした。…

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