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中塩美悠の青いバラ

西宮チームの魅力は仲の良さ

同じリンクで練習する田中刑事選手(右)と一緒に。田中さんは「練習の鬼」で、皆が尊敬してやまない選手です=ひょうご西宮アイスアリーナで高橋咲子撮影

 今月から阪神版(兵庫県内地方版)でも連載が始まることになりました。はじめまして、の方も多いと思いますので、簡単に自己紹介をしたいと思います。

     広島市生まれで、8歳からフィギュアスケートを続けている中塩美悠(なかしお・みゆ)と申します。今年3月の終わりに広島市から兵庫県西宮市へ拠点を移し、ひょうご西宮アイスアリーナで、林祐輔コーチの下で練習に日々励んでいます。

     拠点は西宮に移しましたが、全日本選手権の予選大会は長年お世話になっている広島スケートクラブから出場する予定です。

     今回は、西宮での練習環境について書きたいと思います。基本的にここではほぼ毎日、貸し切り練習(リンクを借り切って練習すること)しており、オフは週1日だけです。土日は、一般営業の時間に専門的な練習は禁止されているため、リンクを使えるのは貸し切り練習の時だけです。平日は一般営業中に練習し、さらに貸し切りで練習が続くという流れです。と、こんな話を淡々と書いていても面白くないので、ここからは、この西宮チームの魅力をお話ししたいと思います。

     私が思うに、このチームの最大の魅力は、チーム内の仲の良さです。フィギュアスケートは確かに個人競技です。試合中でも、いかに自分の弱さに勝てるかが勝負の鍵となります。しかし、「練習」となると話は別なのです。

     なぜフィギュアスケーターがチームで練習しているのか? 個人レッスンのみでいいのではないか? 皆さん不思議に思いませんか?

     確かに個人で練習されている人もいます。しかし、勝手な持論ですが、やはり刺激し合える仲間というのは掛け替えのない存在だと思います。疲れた時、調子が悪くて跳べなかった時、「もうスケートなんかしに行くのも嫌だ」と思った時……頑張っている仲間を見たら、自分も頑張ろうと思えるんです。

     私はまだ西宮チームに来て2カ月しかたっていませんが、お互いに尊敬し高め合っている、このチーム内の絆に最大の魅力を感じました。年齢や技術レベルなどに関係なく、一人一人がそれぞれの魅力を持ち、努力している姿に感心するのです。大学生になっても、ちびっこスケーターから学ぶことは多いんですよ!

     チームの雰囲気をつくるのは、やはりコーチだと思います。先生方は生徒思いで、みんなに分け隔てなく接している姿から、私たちは学ぶのです。個々がそれぞれ尊敬し合える仲であれば、たいていの衝突は避けられます。

     勉強でも、「テスト勉強してなーい」と言いつつ、本当はばっちり勉強しているなんてことがありますよね。そんな足を引っ張り合うクラスは全員の成績が下がるのではないでしょうか。逆に暗記のコツなどを教え合えるクラスでは、全体の成績も伸びるのです。チームもそれと同じです。頑張る姿を自他共に認め合える雰囲気こそが、自分の成績を伸ばす一番の近道だと思います。

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