予想を覆して囲碁の世界チャンピオンに勝利するなど、近年、急速な発展を見せている人工知能(AI)。新たな産業革命のコア技術としての期待が高まり、国の科学技術予算も増額され、理研、産総研などの国立研究所が相次いでAI研究拠点を設立した。
弊社も5年ほど前から、東大の研究室とAIの社会実装に取り組んでおり、受験向けアプリサービスを皮切りに、教育の世界に革命的な変化をもたらしているビジネスモデルの開発などで顕著な成果を上げつつある。
そんな経験から、私自身もAIの大きな可能性を実感している一人だが、その一方で、こうした予算、すなわ…
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