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将棋ソフトが連勝 118手で山崎八段降す

 将棋の棋士と人工知能(AI)を使った将棋ソフトが戦う第1期電王戦二番勝負第2局が21、22日、大津市の延暦寺で行われ、PONANZA(ポナンザ=山本一成さん、下山晃さん開発)が山崎隆之八段に118手で勝って2連勝を飾り、勝利した。

     昨年までは5対5の対抗戦で行われた電王戦は、今回は叡王戦で優勝した山崎八段と、電王トーナメントで優勝したポナンザが持ち時間各8時間の2日制の対局で戦った。昨年は棋士が3勝2敗で初めて勝ち越したが、今回はソフトの強さが光った。

     延暦寺の大書院で、山崎八段とソフトの指し手を盤上に示す「新電王手さん」が向かい合い、対局が開始された。矢倉戦から前例のない進行に突入し、51手目を山崎八段が封じて1日目が終了。第1局は完敗の形だった先手番の山崎八段が独創性のある指し回しを見せたが、ポナンザが次第に優位を拡大して押し切った。

     今月初めの「世界コンピュータ将棋選手権」でも優勝したポナンザが、安定した強さを発揮した。弱点が見えない形で、一流の実力を持つ山崎八段でも勝機をつかめなかった。

     山崎八段は「勝負どころでの相手の強さを知っているので、ひねった指し方をしてしまった。普段の積み重ねが足りなかった」と語った。【山村英樹】

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