先月14日に発生した熊本地震は、発生直後から、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で「ライオンが逃げ出した」「井戸に毒がまかれた」など数多くのデマが広まった。災害時に「おきまり」のように繰り返される「うそ」の情報の広がりに、対策はあるのか。災害時の社会心理を研究している東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センターの関谷直也・特任准教授(40)に聞いた。【大村健一/デジタル報道センター】
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