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タックスヘイブンの闇

/下 欧州各地、温床に 裁かれる内部告発者

 ルクセンブルクの一角で今月上旬、全欧州が注目する裁判が行われた。元大手会計事務所職員、アントワーヌ・デルトゥール被告(30)やジャーナリストら3人が2010年に会計事務所から内部文書を持ち出し、12年に仏メディアで暴露したとして「秘密保持違反罪」などに問われた。「商業利益と、市民が正当な情報を得る権利のどちらが大切か」。弁護士が語気を強めると、傍聴席から異例の拍手がわき上がった。

 約2万8000ページに及ぶ内部文書が明らかにしたのは、人口56万人の小国ルクセンブルクが持つ租税回…

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