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「ジャパン・アズ・ナンバーワン」再び人気

書店の売り場に山積みされた「ジャパン・アズ・ナンバーワン」=上海で、林哲平撮影

 【上海・林哲平】日本が経済成長を遂げた理由を分析したエズラ・ボーゲル米ハーバード大名誉教授のベストセラー「ジャパン・アズ・ナンバーワン」(中国語名「日本第一」)が中国で36年ぶりに再刊され、発売直後に重版されるほどの勢いで売れている。日本のような経済成長を経験し、米国との摩擦を抱える中国。隣国・日本から学ぶ点が多いと思われているようだ。

     1979年に出版された同書は日本型組織の特徴などに注目し、日本で約70万部が発行されるなど世界的なベストセラーになった。当時、中国でも出版されたが読者は研究者などに限定されていた。だが今年3月に上海訳文出版社(上海市)が出版した再刊本は2週間で2万部が完売して1万部を増刷。上海市内の大手書店ではレジ前の「一等地」に平積みされ、次々と客が手に取っていた。

     「若い読者が多いのが特徴」(同出版社の陳飛雪さん)で、市内の大学2年生、魏生さん(21)は本の感想を大学の仲間と議論したといい、「公害や交通過密など30年前の日本は現在の中国の姿に似ている。日本が問題をどう克服したか、興味がある」。任軍鋒・復旦大教授は「この本には急速な成長を果たした日本への米国の警戒が表れている。日米関係の歩みは我々が対米関係を考えるかがみになる」と話した。

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