- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
阿蘇山上のレストランや観光施設などで利用する水のほぼ全量を供給していた送水施設が、熊本地震による土砂崩れの直撃を受け、土砂とともに流失したことが熊本県阿蘇市への取材で分かった。阿蘇観光の復活に向け、水源確保という新たな課題が浮上した。
阿蘇市によると、流出したのは、阿蘇山を構成する山の一つ御竈門(おかまど)山(南阿蘇村)の中腹にある無人送水施設。中岳から南西に約5キロ離れており、地下水をくみ上げて送り出す機能を持っていた。1980年に建設され82年以降、阿蘇市が所有者の南阿蘇村から水を購入し、阿蘇山上の観光名所「草千里」…
この記事は有料記事です。
残り396文字(全文660文字)