日本型のテロ対策を 元警視総監・池田克彦氏講演 /千葉
会員限定有料記事 毎日新聞
毎日新聞企業人大学は25日、千葉市美浜区ひび野2の「ホテルグリーンタワー幕張」で5月講座を開き、原子力規制庁長官も務めた池田克彦・元警視総監が「日本のテロ対策」と題して講演した。【金森崇之】
講演要旨
日本のテロは、伝統的には右翼と左翼。今、一般企業へのテロは右翼の可能性が一番高い。国際テロが政府系機関、交通インフラ、人が多数集まる場所など効果の大きいところを狙うのに対し、右翼は企業からどうやって金を取るか考える。そのためにテロまがいのことをやる。何か要求されたら毅然(きぜん)とした態度が大事だ。
左翼の中核派は大衆路線に傾斜し、反安保や反原発運動を担っている。革マル派は労働組合や大学の自治体を…
この記事は有料記事です。
残り364文字(全文665文字)