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低レベル放射性廃棄物、10万年後まで埋設

 原発の廃炉で発生する低レベル放射性廃棄物の一部について、原子力規制委員会は25日、放射線の影響がほぼなくなる10万年後まで、地下70メートルより深い場所に埋めることを柱とする規制基準の基本方針をとりまとめた。

     対象は低レベル廃棄物のうち、原子炉内の核燃料近くの部品など汚染度が高い廃棄物。方針では事業者が廃棄物を管理する期間は、埋設から300〜400年程度と想定。その間は、放射性物質が地下水に漏れ出ていないかを定期的に監視することを求める。

     その後も人間が近付かないよう、国は周辺の掘削を制限する制度を設け、少なくとも10万年間は火山や活断層などで大きな影響が及ぶ恐れがない場所に埋設することも求める。

     規制委は26日から約1カ月間、意見募集したうえで具体的な規制基準の策定を目指す。しかし、処分する事業者も埋設場所も決まっておらず、難航している高レベル廃棄物の最終処分場選定とともに実施のめどは立っていない。【岡田英】

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