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暴力団離脱者の雇用企業を優遇へ

 北九州市は25日、市が発注する建設工事の競争入札参加資格の格付けで、暴力団離脱者を雇用する企業を優遇する取り組みを来年から始めると発表した。市によると、福岡県警の要請を受けたもので全国初。

     市の競争入札に参加できる有資格業者は、経営状況や技術力、社会貢献などの項目で点数をつけて格付けされる。高いほど予定価格が高額の工事に参入できる。

     市契約制度課によると、今回の優遇策の対象は市内に本社などがあり、県暴力追放運動推進センター登録の協賛企業が対象。過去1年以内に、県警や暴追センターが就労の支援をした暴力団離脱者を、3カ月以上雇用した企業に10点を加える。総合点の平均は約800点で、土木工事の場合、最高のAランク(880点以上)は5000万円以上の工事に参入できる。

     県警組織犯罪対策課によると、2015年に県警や暴追センターが支援して離脱した暴力団組員数は127人で、うち就労できたのは10人。北橋健治市長は記者会見で「他自治体にも、暴力団の離脱者対策が広がっていくことを期待している」と述べた。【高芝菜穂子】

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