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安田純平さん

新たな画像ネット上に 28日以降に撮影か

毎日新聞が入手した安田純平さんとされる男性の画像。インターネット上にも公開された=撮影日時・場所不明

 【カイロ秋山信一】内戦下のシリアで昨年6月、フリージャーナリストの安田純平さん(42)が行方不明になった事件で、安田さんとされる男性の新たな画像が29日夜(日本時間30日未明)、インターネット上で公開された。男性は「助けてください これが最後のチャンスです 安田純平」と日本語で書かれた白い紙を手にしていた。安田さんと見られる男性の画像公開は今年3月以来。犯行グループが、日本政府や安田さんの関係者との身代金目的の交渉を進展させたいという思惑で、新たな画像を公開した可能性がある。

 画像を公開したのは、3月に動画を公開したのと同じ30代のシリア人男性。今回の画像がネット上に公開される直前、毎日新聞カイロ支局の助手に同じ画像を送信してきた。映っていた男性は、3月の動画に登場した男性と酷似しており、髪やひげが伸びていた。

 シリア人男性は毎日新聞の電話取材に「安田さんは(シリアの国際テロ組織アルカイダ系勢力)ヌスラ戦線に拘束されている。画像は今月28日以降に撮影され、ヌスラ戦線側から仲介者を通じて入手した」と説明。また、「1カ月以内に身代金を支払わなければ、過激派組織『イスラム国』(IS)との人質交換を通じて、ISに引き渡される恐れがある」と、早期に交渉に応じるべきだと主張した。

 ヌスラ戦線は過去にも外国人記者らを拘束し、身代金と引き換えに解放した例がある。外国人記者を殺害した事例は確認されていない。ただ現在までに、ヌスラ戦線が安田さん拘束に関与した直接証拠はなく、犯人は特定されていない。

 安田さんの入国を仲介した関係者によると、安田さんは昨年6月、シリア人ブローカーと共に、トルコ南部からシリア北西部イドリブ県に密入国した。イドリブ県は当時からシリア反体制派やヌスラ戦線の連合軍が実効支配している。

 安田さんを巡っては、昨年7月にシリアで武装勢力に拉致され、今年5月に解放されたスペイン人記者らと一時期、同じ場所で拘束されたとスペインの通信社が報じていた。スペイン人記者らはヌスラ戦線に拘束されていたとみられている。

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