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ほっと一息、避難者の交流の場 益城町にカフェ

カフェを訪れて学生と話をする避難者=熊本県益城町惣領の町保健福祉センターで2016年5月29日、椋田佳代撮影

 テラスでコーヒーやお茶を飲みながらおしゃべりできるカフェが、熊本県益城(ましき)町の町保健福祉センターの避難所にオープンした。熊本学園大の学生ボランティアが28日に始め、週末限定で運営している。避難者が避難所の運営に積極的に関わるきっかけにしようと、避難者からボランティアスタッフを募集しており、将来的には運営を任せる方針だ。

     カフェはセンター2階のテラスに設置。屋根はあるが屋外に面しており、開放感がある。机や椅子は大学から借り、飲み物やお菓子は大学に集まった義援金や余った支援物資を使う。学生ボランティアが訪れたお年寄りの聞き役になったり、子供の遊び相手になったりしている。

     避難所のカフェは、東日本大震災で福島県内で最大規模だった郡山市の避難所でも開設された。当時、県職員として避難所運営に当たった福島大の天野和彦特任准教授(災害復興支援学)が5月に益城町を訪れた際、避難者の交流の場がないことに気付き、学生ボランティアの活動場所を探していた熊本学園大にカフェの開設を持ちかけた。

     天野さんは、避難者で住民同士の交流や自治を築くことが、自分たちの視点で生活再建していくことに役立つと話す。福島では、避難所のカフェが復興住宅に移った現在も形を変えて集会所などで続いているという。

     現在、センターのカフェには、学生約10人が参加している。代表で商学部4年の北森要さん(21)は「気軽に来てもらって交流の場にしてほしい」と期待する。長男(5)と長女(4)と来ていた益城町の会社員、増田裕美さん(32)は「いい場所だと思う。雨で外に出られない日に子供と遊んでもらえて助かる」と話した。【椋田佳代】

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